2022.07.22
いろんな味を体験してみよう
7月21日(木) たいよう組(5歳児クラス)
今日の食育は、砂糖、塩、レモン汁、ピーマンを使い、
【甘味】【塩味】【酸味】【苦味】の味覚体験をしました。
食材の味見をする前に鏡を使って舌の観察をすると、
表面にツブツブが見えます。
「このツブツブが味蕾と言う味を感じるところだよ」と
子どもたちに説明すると、
「赤い点々のところ?」
「いっぱいあるね」と、
興奮気味で覗き込んでいました。
いよいよお待ちかねの味見タイム!
一番初めは砂糖と塩を試してみました。
見た目から子どもたちは「二つとも同じじゃない?」と言っていましたが、
一口舐めると「うわー、しょっぱい!」
「塩だった」
「これは甘いから砂糖だね」と、
違いを味わっていました。
レモン汁の味見では、
「見ても何もかわらないね?」
「匂いが・・・お酢かな?」
口に入れると、
「いーー!すっぱい!」
「酸っぱいけど、甘い味もした」と、
意外に好評な様子。
最後に、「グリンピースかな?」と刻みピーマンを口に入れて
「うわっ!!苦~い」
「ムリな味」と顔をしかめていました。
子どもたちにとって酸味や苦みは苦手な味ですが、
この味は苦手と決めつけず、
たくさんの味を経験し味覚の幅を
広げることで味覚の発達を促すことができます。
今後も食育活動を通じて、さまざまな食経験を手助けできたらと思います。