たいよう組食育『だし』って何だろう?
6月15日(木)たいよう組
『だし』についての食育を行いました。
「だしって何だろう?」と
こちらが質問すると、
「昆布!かつお節!」
と作る為の材料は知っている様子。
しかし、「みそ汁に具材の他に昆布やかつお節が
浮いているのは見たことあるかな?」
と聞き返すと
「…あれ?見たことないかも」
目には見えないものだと子どもたちは気付きました。
だしを作るのに必要な材料を今回は3つ
(煮干し・昆布・かつお節)見せました。
煮干しを渡すと
「顔がある!これ本物?!トゲトゲしたものついている」
あまり見慣れないようで、じっくり観察していました。
昆布・かつお節も同様に観察、
その間に子どもたちの前でそれぞれのだし汁を作りました。
「なんだかいい匂い♪」
だし作りでは子どもたちに
煮干しの頭と腹わたを取り除くお手伝いをしてもらいました。
「腹わたってここで合ってる?」
不安になりながらも、一生懸命探して取り除いていました。
作業を終えて、余った煮干しの頭は試食。
「ちょっと苦い?」
「でも、すごく!おいしい!!もっと食べていい?」
取り除いた分全部食べてしましました。
(予想以上にたいよう組は煮干しが好きな子が多かったです。)
作っただしで、3種のだし味当てクイズをしました。
(ABCの紙コップに入っただしが
昆布・かつお節・煮干しのうちどれかを考えます。
大人でもなかなか難しいです。)
昆布だしは独特の磯の香りでわかりやすかったようですが、
かつお節と煮干しだしの違いに苦戦していました。
答えを伝えると
「煮干しが一番好きだったかも」
「かつお節だしがおいしかった」
と好みが分かれました。
それぞれの味に違いがあることは分かったようです。
最後は実際にだしがあることによる変化を感じてもらう為、
みそ汁のだしありなし当てクイズも行いました。
ただみそを溶かしただけのみそ汁も
美味しかったようで悩む子もいましたが、
だし入りの方が
「なんだかおいしい!」
と正解する子が多かったです。
感覚を研ぎ澄まし、味の違いを
子どもたちなりに考えだすことができました!
今回の経験で、『だしのうまみ』を
新しく発見することができたようです♪