3色食品~フェルトお弁当箱~
そら組(4歳児クラス) 12月20日
そら組では食育の日や日常の保育を通じて
3色食品群について触れるようにしています。
『えいようのうた』の歌詞を覚える、
給食の時間に「この食材は何色の食べ物かな?」とクイズする、
『3色食品群ワーク
(各食材の絵の隣に赤・黄・緑のシールをそれぞれ考えて貼る)』
を取り組む、など3色の栄養の種類分けや
はたらきを徐々に理解してきました。
そこで今回は少し内容をレベルアップして、
みんなで『フェルトお弁当作り』に挑戦しました。
(お手製フェルトおもちゃ(食材)を使って、
フードパックの中に好きなように詰めて遊びます)
まずは今回使うフェルトの食材を紹介しました。
何色の食材かな?と1つずつクイズすると、
「おにぎりはきいろ!」
「鮭はあか!」
「トマトはあか…じゃなかった、みどり!!」と
元気に答えてくれました。
1人1種類ずつ食材を配り、
最初は自由にお弁当箱に食材を詰めてもらいました。
出来上がってみると、
あかの食べ物(ハンバーグ・オムレツ・目玉焼き・ぎょうざなど)
ばかり詰め込んでいたり、
お弁当の蓋が閉まらないくらい
ぎゅうぎゅうに入っていたり、
それぞれ個性的なお弁当になっていました。
好きな食べ物いっぱいでこれも美味しそうですが、
このままでは栄養が偏ったお弁当箱になってしまいます。
そこで、今度は『赤・黄・緑の食材をそれぞれどれくらいの比率で
入れたらよいのかわかる3色シート』をフードパックの底に敷いて、
お弁当を作ってもらいました。
3色シートを目安に食材を考えることで、
「きいろの場所って多いんだ、
あかはこれだけしか入らないから何入れよう」
「あかの場所にハンバーグ、
みどりの場所にトマトとブロッコリーとバナナ!あとは…」と
バランスを考えながら
きっちり綺麗に詰め込んでいました。
完成したお弁当がみんな気に入った様子で
「先生!みてみて!綺麗でしょ」
「このお弁当のメニューで給食にしてほしいな!」
「お弁当作り…楽しかったなあ!」と
達成感に満ち溢れていました。
今回作ったフェルトお弁当箱と一緒で、
給食やおうちのご飯も栄養のバランスを考えて作られています。
赤・黄・緑の食材をバランスよく食べると
元気に過ごせるようになるので、
なるべく好き嫌いせずに色んな食材を食べていきましょう。