Luce Nursery ルーチェ保育園
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西新宿園
2025.10.10

《10月》在宅子育て応援便り~保育園からのヒント集~

少しずつ風が涼しくなる日もあり、身体を動かすのが心地よい季節となりました。「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」を楽しんで実り多い季節になるといいですね。
季節の変わり目の気温差で体調を崩す子も増えています。寒いからと厚着になってしまうと「強い身体」にはなりません。子どもは体温が高いので、大人より1枚少ない衣服で過ごし、免疫力を高めていきましょう。


≫インフルエンザの予防接種開始
10月からインフルエンザの予防接種が始まります。
インフルエンザは、一般的な風邪症状と似ていますが、重症化しやすい疾患であり、かつ抵抗力の弱い子どもたちにとっては気を付けなければならない病気のひとつです。

保育園は、0~6歳までの子どもの集団生活の場ですので、ワクチン接種をおすすめいたします。
お子さんだけでなく、家族全員で接種するとよいでしょう。
なお、インフルエンザにかかってしまうと、発症した後5日を経過して、かつ解熱してから3日が経過しているという2つの条件が必要となります。
(日数の数え方は、発熱等の症状が出た日は含まず、翌日を発症1日目とします)

≫薬はなぜ水で飲むの?
「水かぬるま湯で飲んでください」と書かれている飲み薬が多い中、「お腹の中で他の物と混ざるし、何で飲んでも一緒」と思う人もいるかもしれませんが、それは間違いです。

×緑茶や紅茶

カフェインを多く含む飲み物で飲むと、薬の作用が強く出て、不眠や震え、吐き気などを起こすことがあります。

×牛乳
牛乳と一緒に飲むと、薬の成分が壊されたり、吸収が遅くなったりして、効果が弱くなります。
☆このようなデメリットがあるので、薬は必ず水で飲みましょう。

≫10月10日は「目の愛護デー」
乳幼児期は見る機能が発達する大切な時期です。子どもの目は毎日発達していて、視力機能は6~8歳頃にほぼ完成すると言われており、その後に視力が低下するのは、幼い頃の姿勢や身体の動かし方が関係しているそうです。

近年、小さなお子さんもスマホを触っている光景を多く目にしますが、子どもたちの視力の発達が気になります。メディアを上手に活用しながらも、自然の中で十分に遊ばせ、外の景色をたくさん見せることで子どもたちの視力を育てていきましょう。

このような症状が見られると、斜視や弱視の可能性が考えられます。
子どもは視力が悪いことを自覚できないため、左記のような症状がないか、普段から気にかけてみるようにしましょう。

こんな見方は危険信号!
・テレビや絵本に近づいて見る
・明るい戸外でまぶしがる
・目を細めたり、上目遣いで物を見たりする
・目つきが悪い、目が寄っている
・見るときに首を曲げたり、頭を傾げたりする

≫子どもの目薬のさし方
好きなおもちゃなどで気をまぎらわせ、サッと短時間で行うのがポイントです。

①目の周りを濡らしたガーゼ等できれいにする。
②仰向けにして、両膝で頭を左右からはさみ、利き手でない手で顎をおさえる。
③目頭に1~2滴落とす。閉じていてもOK。反応でまばたきをする間に目に入ります。
※授乳中、熟睡中に下まぶたを引いてさす方法もあります。